森先生がニューヨークやマサチューセッツの政府史料のソースを挙げているので、補足として植民地時代の法令集(Statutes at Large)について紹介したいと思います。Statutes at Largeは法律の全文が各年の会期毎にまとめられたもので、議会や参事会で議論された法律の条文を確認することができます。例えば、有名なヴァジニアの1661年のSlave codesのような、奴隷制に関する法律もここに含まれます。自分のフィールドであるペンシルヴァニアのものはありがたいことに最近オンライン化され、植民地時代の全セッションをブラウズすることもサーチすることもできるようになりました。
https://www.palrb.gov/Preservation
ちょっと調べてみると、マサチューセッツは1692年以降のものが整理されており、オンライン化されています。それ以前の特許状など関連するものは下のリンクから。
https://www.mass.gov/service-details/massachusetts-acts-and-resolves
https://www.mass.gov/info-details/massachusetts-historical-legal-documents-and-laws
ヴァジニアもオンライン化されています。Google Books等でダウンロードもできるようです。
http://www.vagenweb.org/hening/
それ以外の植民地も調べたい人は、ちょっと見にくいですが、以下のサイトから始めるとよいと思います。
https://libguides.bgsu.edu/c.php?g=227233&p=1506227
(鰐淵)
ありがとうございます!ヴァジニアのものはオンライン化されているのですね。これは助かります。私が某大学から借りっぱなしにしているマイクロがいらなくなる。
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